いま、飛んでる?

 

梅雨も明け、避暑地であるわが村でもいろんな地方のナンバーの車やキャンピングカーを目にするようになった。

大人は夏休みというわけではないのだけれど、自然の中で暮らすと「毎日が夏休み」感を持てるのが素敵。(一方、あたり一面冬は冬眠状態になる・・。)

 

昨夜、フランスの現代サーカスを観に、茅野まで行ってきた。

 平日の夕方、3歳の息子と二人、ちょっと遠出のお出かけ。

 

諏訪湖が遠くに見える、緑の景色の一本道を駆け抜ける間、最近買ったスペイン語と英語のバイリンガルミュージックを車で流し、二人でA、B、Cと口ずさむと、それだけで心が踊ってきた。

 

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茅野市民館にて

↓イベント情報

www.chinoshiminkan.jp

 

最近買い物ごっこも好きな息子。(ちなみにお金はお金屋さんで買える、と思っている)

チケットを持たせて「無くさないでちゃんと持っててね」というと、きちんと列に並んで、チケットを切ってもらって受け取る。さすが3歳さん!

 

さて、暗闇の中の丸い舞台座席に入ると、何やら自転車が真ん中に、スポットライトを浴びている。

それだけでワクワクしてきた。

 

この自転車をメインに、国立サーカス芸術学校で学んだというジャンとジェロームがアクロバットを繰り広げるのだが、「あれ、今宙浮いてますよね?」と何故かすごく自然。やはり、体幹のせいか?

 

タイトルの「いま、飛んでる?」ってそういうことだったんだ。

       

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フランスのサーカスということで、さすがに美しく、詩的なアート感漂うサーカスだった!

 

さて、実は三歳児を連れて劇場的なところに行ってみたのは初めて。じっとしていられるか?という心配があったけど、手にトーマスのキャラクターのおもちゃを握らせて、どうにかこうにか。

 

始まって15分もしないうちに、「もう終わる?」「おうちに帰りたい」を繰り返す息子。大きな声で言うからヒヤヒヤしていたのだが、それでも凄い技を見るたび人一倍大きな歓声を上げていたのもうちの子だった。

そのような反応を見られるようになったのは驚きである。

 

特にこの長野でも、小さいうちから日本だけでなく、いろいろな国の素晴らしい人たちに直接出会える機会をたくさん与えられたらな、と願う。まさにこのイベントの説明にもある通り、「世界のトビラ」をいっぱい開けられたら、楽しいと思う。

 

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舞台後、ジャンさんとジェロームさんと。

 

・・・しかし、終了後「二人への手紙を書いてみよう!」という企画では頑張ってフランス語で書き出したけど、言葉が出ない・・・。

 

私自身は言葉の体幹がなってない!と実感した日だった。

 

今度はフランス語バイリンガルミュージックを探さないと!