雨、あめ

 

 

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雨、あめ

 

7月になったけど、梅雨が続いている。

上の絵本は雨の楽しさを伝えたくて以前息子に買ってあげた本。

  

夜ご飯の支度が済んでからのすきま時間、こんな天気だからこそ星の本を読む。

 

 

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星空の歩き方

 

原村では、曇りと諦めることなく外に出ると、案外星が綺麗に見える、ということがある。

大好きだった星空ナイトウォークというイベントは無くなってしまったけど、時々そのコースを歩いたりする。

先日もナイトサファリに行こう、と子供を誘って出かけたら、満天の星空だった。

 

そうだ、今週末は自然文化園で星の観望会がある。

 

 

 

晴れるといいな。

 

 

 

 

 

尖石縄文考古館と手打ち蕎麦12ヶ月

茅野市街から北東方向、三井の森の別荘地に向かう道の途中に縄文考古館はあります。
 
行った日は天気が良く、田んぼや森を駆け抜けていくドライブは気持ち良かったです。
 

 考古館に入り、まず目に飛び込んできたのはこの地域で見つかった遺跡の分布模型

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八ヶ岳周辺の遺跡分布模型
 
こんなにあるんだ〜、とビックリ。
 
それから、尖石遺跡を主に発掘に人生をかけ数々の功績をおさめ、この考古館の初代館長も務めた宮坂英弌(ふさかず)氏の自作道具。
 
 

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宮坂ふさかず氏の自作道具
 
どうやって使うのかな?線を描くわけじゃなさそう、、。
 
そして、ついにこの二点「縄文のビーナス」「仮面の女神」を見ることができました。
 

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縄文のビーナス

 

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仮面の女神

他の場所に貸し出されたり、昨年秋にはパリのジャポニズム展JOMONに出展されていたりしたそうで、実物を見ることができたのは案外幸運かもしれません。
景色も匂いも異なる海外で日本の遺物を見たらまた違う感動なんでしょうね。
 
縄文、仮面の両方とも、発見された時の様子も再現されていて、発掘に携わった人達は見つけた時、どんなに興奮しただろうと思いましたそしてそれらが作られた背景、置かれ方などはミステリーにつつまれています・・・。
 
その他たくさんの土器が展示されていましたが、私が気に入ったのは吊手土器という灯りをともすために使われていたと考えられる土器です。(画像ではわかりにくいですが)
 
キャンドルのようなものでしょうか。
 

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吊手土器
 
この土器の光に照らし出された縄文の人々の顔や住まいは一体どんなものだったのでしょうか。
 
 
国宝の土偶5点のうち上記で紹介した2点が茅野市から出土している、というのも驚きでした。
 
そして博物館を出て、縄文集落の復元模型のある与助尾根遺跡と尖石に向かいました。尖石とは、考古館のパンフレットによると、「遺跡の南斜面にある高さ1mあまりの三角錘状の大きな石で、縄文人が石器を研いだ石ともいわれている」とのことです。
 
明るい広葉樹の繁る森の中、鳥のさえずりを聞きながら、遺跡ということでどこか静謐な空気も感じられ、散歩にまた来れたらいいなと感じました。
 

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考古館 後ろから

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与助尾根遺跡

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尖石


〜まとめ〜


清々しい天気で当日は楽しい見学となりました。キャンプなどの宿泊施設もあり、子供が大きくなったらまた来る機会もありそうです。

 

先のブログで紹介した本に八ヶ岳エリアの遺跡や資料館・ミュージアムの紹介があったので、これからも色々と行ってみたいです。

  

考古館をあとにして、「手打ち蕎麦12ヶ月」に寄りました。古民家をおしゃれにして作られたお蕎麦屋さんです。わりと通っている道だったんですが、今まで全然気がつかなかった・・・可愛らしい看板でした。

 

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手打ち蕎麦12ヶ月

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手打ち蕎麦12ヶ月

座った席からは、中庭が見えて、木々が綺麗でした。

 

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中の様子

 

 

お蕎麦だけど、お蕎麦とは思えない、そんな表現でしょうか・・・美味しかったです! 

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デザート盛り合わせも美味しくて、しばしの間、日常を忘れゆったりとした時間を過ごせました! !

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

信州の縄文時代が実はすごかったという本

長野に移住したからにはこの地方のことをもっと知りたい、ということで最近読んで、分かりやすくて面白かった本を紹介します。

 

信州の縄文時代が実はすごかったという本

信州の縄文時代が実はすごかったという本

 

 

からして興味をそそられたので、さっそく地元の図書館へ行く
と運良く見つかりました!


ちなみに、村の図書館は非常にコンパクトですが、意外にも自分が読みたいと思っていたあまり知られていない?海外文学も含め、よい本がたくさんあり驚きました。


保育園の隣にあることもあり、毎日のように子供を連れて行く子供に連れて行かれるのですが、季節にあわせた本や話題の本をポップに並べるなど、利用者の目にとまるように、児童書のコーナーでは、ちょっと雨の日が続けば、雨のときにふさわしい絵本を並べる、といった工夫がされていることに関心しました。

 逆に移住前に住んでいた都会の?図書館はそこまでの工夫があったようには思えないし、広すぎ・本も多すぎて何が読みたいっけ?と選びにくいところがあった気がします。

 

さて、本題のこの本の紹介をしますと、出だしがこうです。

あなたは今、この本をどこで読んでいるだろうか。窓からビルが見える部屋だろうか。涼しい風を感じる木陰だろうか。混雑した通勤電車の中だろうか。あるいは、病院のベッドの上だろうか。きっと様々な場所でページをめくっているだろう。ただしばらくの間、少し時空を超えた旅にあなたを案内したい。行き先は、遥か縄文時代の信州である。・・・

 

読書家で有名な出口治明氏が「読むべき本とは、最初の10ページを読んでおもしろいと思った本である」、(確かそんな風だった)と言っていたように、考古学等にあまり詳しくない自分にとってこの出だしと続きは読んでみたいな、と思えるものでした。

また中でも茅野で出土した「縄文のビーナス」については、発見当時のことがこのように書かれていました。

‘‘1986年9月6日、夕刻、霧ヶ峰南麓にその姿を現した・・・中略・・・その時、山の端に沈みゆく夕日が、その土偶を照らしていた。発掘現場は発見から一時間の後も、「異様な興奮」に包まれていたという。

 

さっそく「異様な興奮」を少しでも感じたくなった私は、「縄文のビーナス」と「仮面の女神」のある尖石縄文考古館に行くことにしました。

(なお、この本を読み、たくさんの縄文遺跡が八ヶ岳エリアにあることにも驚きを感じました・・・。)

移住のきっかけ

私たち家族が移住することになったきっかけは、原村の八ヶ岳自然文化園というところで行われていた「八ヶ岳 星と歩くナイトウォーク」に参加したことでした。

 

それに参加した年は、人生にとって大きな転機となった年でもあります。

 

6月、神奈川の秦野のお寺で、蛍の観賞会が開かれていました。そこで出会ったのが、今の夫です。ほとんどが家族で来ていたなか、私は一人でした。夕闇のたちこめる山の中でちょっと心細くなった時に目に入ったのが彼で、思わず話しかけたのでした。

 

その後、散歩や自然が共通して好きだということがわかり、たまたま八ヶ岳のナイトウォークを知った私が、それにも彼を誘ったのでした。それまで原村には行ったことがありませんでした。

 

闇にぼんやり浮かぶ八ヶ岳、草のにおい、満天の星空・・・

ここに魅了された私たちはいつか住めたらいいね、と話すようになったのでした。

 

 

ブログ開始!

都会から八ヶ岳のふもとに引っ越してから早五ヶ月。

標高1200mのこの土地にも、ようやく春がやってきました。 

初めて迎える春でワクワクしています。

このブログに色々なことを綴っていけたらと思います。

どうぞよろしくお願いします!


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