仕事のこと
現在の勤務先の建築事務所での仕事について触れようと思う。
会社では、大きく言って、木造ガレージの設計・建築と、ユーロ物置という物置をオーストラリアから仕入れて、日本で販売を行なっている。
建築物を建てるためにはあらかじめ「確認申請」という申請を行う必要があり、それに必要な図面や申請書を作成しなければならない。
その図面等各種資料を作るのが、私の仕事。
この私が図面・・・?!
求積図って!?三角形の面積は底辺x高さ÷2だっけ・・・?
磁北とか真北って?
・・・と、まったくの素人が会社に入ってから、まさか建築業界で格闘するはめになるとは。
習いたての頃は、満足に一つの線も描くことができなかった。
でも、一つの案件をヒイヒイ言いながら、上司や同僚に温かく支えられてなんとかこなしたあと、新たな案件の図面制作のためCADを開いたら、あら不思議。
なんかレベルアップしてる・・!と感じた。
もちろんまだまだ書けないものの方が多いのだが、この歳になって、自転車が乗れるようになった時のような爽やかさが心に浮かんだ。
そして、はじめて私が図面に描いたガレージが、先日形になったのだ!
↑・・・ぼろぼろなのは、その後に図面を作成するときに何度も見返しているため。
別荘地の森の中に佇むガレージ。
ちなみにまだ塗装が終わっていないが、今回、私のサポートなど机の上でしかなく微力なものとはいえ、そのことが一つのカタチになるのを見届ける達成感を覚えた。
完成が待ち遠しい。