素敵なキャビンたち
早いもので、長野に移住してから一年過ぎてしまいました。
移住する前は、田舎暮らしは「のんびり」だと思っていたのですが、田舎暮らしにも
子育てという言葉にも「のんびり」という形容詞はあてはまらないのだと悟りました。
とはいえ、一年で一番のんびりできる季節、それがこの冬です。なぜなら家庭菜園も、ガーデニングもお休みだからです。
今年は、薪ストーブの火をもっと眺めていたい!ということでロッキングチェアを手に入れたので、最高に冬を楽しんでいます。寒い地方に引っ越す前に「束の間の夏の楽しさ」だけではなくいかに長い冬を楽しむか、ということをよく考えておいてよかったなと思います。
さて、長野に来てから思いがけず建築の世界にどっぷりと浸かってしまった私ですが、最近このような、世界のキャビンを紹介した写真集に囲まれています。
中にはこれはキャビン?というようなゴージャスなものから、「大草原の小さな家」を彷彿とさせるものまでたくさんのキャビンが紹介されています。
以下の二つは特に気に入ったもの。
おもしろいアイディアも。
双子の子供が一緒に登れるよう作られた階段
お風呂の上にベッドがおりてくる
じっくりと眺めていたくなる本の数々です。
このような本に取り上げられた家々をみていると、つくづく家そのものというより
家の中から見える素晴らしい景色があってこそ風格ある家なんだと思いました。
とはいえ、存在感のありすぎる花瓶は、花を綺麗に引き立てることができずオブジェになってしまうように、家と風景との調和も大切だと思います。
景色に馴染み、景色を楽しむことのできる家、というかキャビン。
星空も楽しめられるような。
いつか欲しいです。